日本民家園は古民家の野外博物館です。江戸時代の民家など25の文化財建造物を移築・展示しています。

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(11)作田家住宅(国重文)

(11)作田家住宅(さくだけじゅうたく)《関東の村》

⑪作田家住宅

作田家の梁

作田家の梁

分棟の雨樋(棟と棟の間に取り付けられた木製の雨樋)

分棟の雨樋(棟と棟の間に取り付けられた木製の雨樋)

作田家間取り

作田家間取り


  • 国指定重要文化財
    • 旧所在地:千葉県山武郡九十九里町作田
    • 建物区分:漁家(網元の家)、分棟型
    • 構造形式:主屋=寄棟造、茅葺、桁行13.0m、梁行11.1m、風呂場及び便所付属 土間=寄棟造、妻入、茅葺、桁行11.5m、梁行5.6m
    • 建築年代:主屋=17世紀後期、土間=18世紀後期

イワシの地引網漁で栄えた網元の家

この建物はイワシ漁で栄えた九十九里にありました。漁具小屋は海岸近くにあり、この家そのものは内陸に立地していたため、漁村の家の雰囲気はありません。 外観は二棟が軒を接しているように見えます。これを分棟型(ぶんとうがた)と呼び、クリの木の半割丸太(はんわりまるた)をくり抜いた大きな雨樋(あまどい)が二つの屋根をつないでいます。居室部は囲炉裏(いろり)のある広いカミがまず目に入ります。床の間の前身である押板(おしいた)や仏壇(ぶつだん)を備え、網元(あみもと)としての生活に使われた格式のある部屋です。その上手は畳敷(たたみじき)の部屋がつづき、座敷としては最高の扱いとなっています。背後には便所と風呂が付属し、座敷と同様に上層民家の接客部分を伝える貴重な建築です。

見どころポイント!

  • 居間の梁は松の曲材を巧みに組み合わせており、見事な造形美を見せています。
  • 屋根が二つあり、間には大きな丸太を2つに割って作った雨樋があります。
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