日本民家園は古民家の野外博物館です。江戸時代の民家など25の文化財建造物を移築・展示しています。

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(12)沖永良部の高倉(市重歴)

(12)沖永良部の高倉(おきのえらぶのたかくら)

⑫沖永良部の高倉

ネズミ返しの工夫と一木の梯子

ネズミ返しの工夫と一木の梯子

石敢當

石敢當(いしがんとう:村の守り神)

高倉桁行断面

高倉桁行断面


  • 川崎市重要歴史記念物
    • 旧所在地:鹿児島県大島郡和泊町
    • 建物区分:倉
    • 構造形式:寄棟造、茅葺、桁行2.7m、梁行2.5m
    • 建築年代:19世紀後期

高倉といえば東大寺の正倉院校倉(あぜくら)が有名ですが、沖縄・奄美諸島、九州南端、八丈島など黒潮の流れに沿った地域には、柱の上に茅葺屋根をのせた高倉が分布しています。

珊瑚礁岩の礎石に立つ円柱は、イジュという毒性のある木を用い、頭部を鉄板巻きにして鼠などが登らないよう工夫をしています。中は穀物などの貯蔵庫として利用し、出入口には一木でつくった梯子をかけました。

倉下(くらんた)と呼ばれる床下は風が抜けるようになっており、内部の湿害を防いでいます。この場所は子どもの遊び場、休憩所、籾摺り場などにも活用されました。

なお、高倉手前にある石碑は「石敢当(いしがんとう)」といいます。沖縄から九州南部にみられ、邪気を払う神として道路の突き当りや門・橋など祭られます。

見どころポイント!

  • ネズミ等の侵入を防ぐため、柱の頭部を鉄板で巻いています。
  • 倉の下は子どもの遊び場や休憩所になっていました。
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