日本民家園は古民家の野外博物館です。江戸時代の民家など25の文化財建造物を移築・展示しています。

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(13)広瀬家住宅(県重文)

(13)広瀬家住宅(ひろせけじゅうたく)《関東の村》

⑬広瀬家住宅(県重文)

土座(どざ:地面の上に茅束とむしろを敷いた床)

土座(どざ:地面の上に茅束とむしろを敷いた床)

「四つ建」の構造

「四つ建」の構造

広瀬家間取り

広瀬家間取り


  • 神奈川県指定重要文化財
    • 旧所在地:山梨県甲州市塩山上萩原
    • 建物区分:農家
    • 構造形式:切妻造、茅葺、桁行14.5m、梁行8.9m
    • 建築年代:17世紀末期

芝棟と土座のある甲州民家

甲府盆地の民家は切妻造(きりづまづくり)の妻壁(つまかべ)に柱を見せ、屋根中央を「突き上げ二階」とする形式が知られています。この家も移築前はそのような姿でしたが、調査の結果、当初は二階がなかったことがわかりました。屋根裏を養蚕(ようさん)に利用しはじめたことにより、突き上げ二階としたのです。

構造は、内部の四本の太い柱を中心にして組み立てられています。これは「四つ建(よつだて)」と呼ばれるもので、甲州の古式な手法です。屋根の頂上はイワヒバを植えた「芝棟(しばむね)」になっています。内部には土間(どま)と並んでイドコと呼ばれるムシロ敷の居間があります。床板を張らないこのような床を「土座(どざ)」といい、ムシロの下は地面をつき固め、茅束(かやたば)が敷き詰められています。

見どころポイント!

  • 風の強い山の斜面にあったため、軒が低くなっています。
  • 居間には床板を張らず、地面の上に茅束とむしろを敷いて暮らしていました。
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