日本民家園は古民家の野外博物館です。江戸時代の民家など25の文化財建造物を移築・展示しています。

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(14)太田家住宅(国重文)

(14)太田家住宅(おおたけじゅうたく)《関東の村》

⑭太田家住宅

分棟の雨樋(丸太を刳り貫いて作った樋)

分棟の雨樋(丸太を刳り貫いて作った樋)

かまど

かまど

太田家間取り

太田家間取り


  • 国指定重要文化財
    • 旧所在地:茨城県笠間市片庭
    • 建物区分:農家(名主の家)、分棟型
    • 構造形式:主屋=寄棟造、茅葺、桁行9.6m、梁行8.3m/土間=寄棟造、妻入、茅葺、桁行10.0m、梁行8.3m
    • 建築年代:主屋=17世紀後期/土間=18世紀後期

家の中に雨どいのある二つ屋根の家

この建物は二棟が軒を接して建つ、分棟型(ぶんとうがた)の民家です。大戸口(おおどぐち)を入ると広い空間がひろがっています。ドマの右手がウマヤ、左手が主屋(おもや)です。主屋は日常生活の場であるヒロマ、寝室であるヘヤ、そして畳敷きのザシキに分かれます。ザシキは正式な部屋で、この部屋に客人が訪れる際には土庇(どびさし)が出入口となりました。

広い土間では、雑穀などの農作業も行われていました。

なおこの家には、突出する馬屋(うまや)や囲炉裏(いろり)の位置 など、南部地方の曲屋(まがりや)と類似する点があります。江戸時代後期には茨城県や栃木県でも曲屋が作られており、この家はその影響を受けた分棟型といえます。

見どころポイント!

  • 家の中に雨どいがある分棟型民家です。といが詰まると家の中に雨水があふれました。
  • 大戸の上に掛けてあるのは、慶応4年に明治政府が出した「五榜の掲示」の一枚です。
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