日本民家園は古民家の野外博物館です。江戸時代の民家など25の文化財建造物を移築・展示しています。

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(15)北村家住宅(国重文)

(15)北村家住宅(きたむらけじゅうたく)《神奈川の村》

⑮北村家住宅

竹簀子床の構造

竹簀子床の構造

五月節句の武者幟り

五月節句の武者幟り

北村家間取り

北村家間取り


  • 国指定重要文化財
    • 旧所在地:神奈川県秦野市堀山下
    • 建物区分:農家(名主の家)
    • 構造形式:寄棟造、茅葺、桁行15.6m、梁行8.9m
    • 建築年代:貞享四年(1687)、墨書

貞享四年の墨書が残る古民家

この建物で特筆されるのは、建築年代がはっきりしていることです。加えて、建築としても非常に優れており、日本で最も重要な民家の一つといえます。建築年代は、柱の先端に墨(すみ)で記されていました。これを墨書(ぼくしょ)といい、理兵衛という大工の棟梁(とうりょう)の名前も明らかになっています。

日常生活の場であるヒロマは、竹簀子(たけすのこ)と板の間を使い分けています。竹簀子には必要に応じてムシロを敷きました。上手のオク(正座敷)には床の間が付き、ヘヤ(寝室)は畳敷(たたみじき)で押入も備えています。このほか、ヒロマとオクに濡縁(ぬれえん)が付くなど、同じようなつくりの旧伊藤家住宅に比べ、発達した様子を示しています。

見どころポイント!

  • 竹簀子床には厚いムシロを敷いて生活していました。
  • 江戸時代初期の民家としては、非常に明るく開放的な造りです。
  • ヒロマとダイドコロ(土間)の間の柱には、ウロコのような模様があります。これは、カンナが普及する前のチョウナという刃物で削った跡です。
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