日本民家園は古民家の野外博物館です。江戸時代の民家など25の文化財建造物を移築・展示しています。

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(18)蚕影山祠堂(市重歴)

(18)蚕影山祠堂(こかげさんしどう)《神奈川の村》

⑱蚕影山祠堂

蚕影山祠堂 全景

蚕影山祠堂 全景

「鷹」の場面

「鷹」の場面

「舟」の場面

「舟」の場面


  • 川崎市重要歴史記念物
    • 旧所在地:神奈川県川崎市麻生区岡上 東光院内
    • 建物区分:宮殿および覆堂
    • 構造形式:宮殿=一間社春日造、向唐破風造、こけら葺
      覆堂=正面入母屋造、背面寄棟造、茅葺、桁行4.6m、梁行2.7m
    • 建築年代:文久三年(1863)、宮殿棟札

養蚕信仰を今に伝えるお堂

この建物は川崎市麻生区の東光院境内にあったもので、養蚕(ようさん)の神「蚕影山大権現(こかげさんだいごんげん)」を祭った宮殿(くうでん)と、その覆堂(さやどう)から成っています。覆堂の茅葺(かやぶき)屋根は、頂上を土と草で固める芝棟(しばむね)で、春にはイチハツが咲き誇ります。宮殿は正面に唐破風(からはふ)を設けた春日造風の社で、浮き彫りの彫刻を施しているのが特徴です。

中でも注目に値するのは、金色姫(こんじきひめ)伝説を表現した側面の彫刻です。金色姫は天竺(てんじく、現在のインド)に生まれ、四度の大苦難ののち、馬鳴菩薩(めみょうぼさつ)の化身として日本に養蚕を伝えたといいます。この 彫刻は養蚕の起源を説くもので、四度の大苦難は蚕の四回の休眠(食事をせず動かなくなる脱皮前の時期)を象徴しています。

見どころポイント!

  • 内部の宮殿の両側面には養蚕の神様である金色姫の苦難の物語、獅子・鷹・舟・庭の4場面が彫刻されています。
  • 屋根にはイチハツという花が植えてあり、5月には花が咲きます。
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