日本民家園は古民家の野外博物館です。江戸時代の民家など25の文化財建造物を移築・展示しています。

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棟持柱の木小屋(市重歴)

棟持柱の木小屋(むなもちばしらのきごや)《神奈川の村》

棟持柱の木小屋

棟持柱の木小屋 構造説明図

棟持柱の木小屋
構造説明図

木小屋平面図

木小屋平面図


  • 川崎市重要歴史記念物
    • 旧所在地:神奈川県川崎市多摩区生田
    • 建物区分:農家付属建物
    • 構造形式:切妻造、杉皮葺、一面下屋付、桁行3.6m、梁行2.7m
    • 建築年代:大正13年(1924)頃

堀立ての棟持柱を持つ薪小屋

この建物は、カマドのための薪(たきぎ)や落ち葉などを蓄えておく小屋でした。構造としては二つの点で注目されます。まず一つは、棟持柱(むなもちばしら)を持つ点です。二本の棟持柱が棟木(むなぎ)を受けるとともに屋根を直接支え、屋根の骨組みと柱が一体化しています。もう一つは、柱が掘立式(ほったてしき)である点です。移築前は礎石建(そせきだて)に改められていましたが、もとは地中に約33cm埋められていたことが調査によってわかりました。柱はほとんどがクリの木を使用し、壁は「せっぱ(切端)」と呼ばれるスギ板を打ち付けたものです。

この建物は民家の原初的な構造と通じるものがあり、多摩丘陵の農家にあった付属屋(ふぞくや)の一例としても参考になります。

見どころポイント!

  • 柱が屋根を直接支え、屋根の骨組みと一体化しています。
  • 柱は地面に直接埋める掘立式です(掘立て小屋の語源)。
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