東北の村
馬と共に暮らした南部の曲屋
(22)工藤家住宅(くどうけじゅうたく)

国指定重要文化財
- 旧所在地:
- 岩手県紫波郡紫波町舟久保
- 建物区分:
- 農家(名主の家)、曲屋
- 構造形式:
- 寄棟造、茅葺、桁行19.2m、梁行11.1m/南面に馬屋突出、寄棟造、茅葺、桁行7.6m、梁行6.3m
- 建築年代:
- 宝暦(1751〜1763)頃
見どころポイント!
- 曲がった部分は馬屋になっていました。
- 土間境にある囲炉裏は、土足のまま踏み込んで暖まれるようになっていました。
屋根に高窓のある豪雪地帯の家
(23)菅原家住宅(すがわらけじゅうたく)

神奈川県指定重要文化財
- 旧所在地:
- 山形県鶴岡市松沢
- 建物区分:
- 農家(肝煎の家)
- 構造形式:
- 寄棟造(高ハッポウおよびハッポウ付き)、妻入、一部二階、背面庇付、茅葺、桁行15.8m、梁行9.6m
- 建築年代:
- 18世紀末期
見どころポイント!
- 雪に濡れたものを脱げるよう、入り口にアマヤを設けています。
- 積雪時にも立て付けが悪くならないよう、敷居に車が設けてあります。